ホーム > ブログ > 1. ハーブ農場 > 元気なハーブを育てるために、気を付けること。肥料にも一工夫して。

ブログ  長野ハーブガーデンからのお知らせ

2018.02.12 [1. ハーブ農場]

元気なハーブを育てるために、気を付けること。肥料にも一工夫して。

香りの良いハーブを栽培するために必要な事、と書こうと思うと
もちろんどんな肥料、有機質をどのように与えているかということが大きく影響するが、
温度や湿度、灌水の量や与え方など、健全な植物が育つための要素として関わるべき項目は
多岐に渡っているということに、改めて気付かされます。
それぞれの要素が掛け算のように関連し合っているので、どれか一つを失敗してゼロにしてしまうと、
全体もゼロ、生育不良ということになり、味香りなどと言っている場合では無くなってしまいます。
 
20189.jpg
ハーブのほとんどが、雨水による生育不良、品質劣化が生じる為、
ハウスによる施設栽培が一般的です。
その為、ハウス内の温度や湿度、土の水分量が適量であるかに注意し、
土の水持ち、排水性の良さや、土壌微生物の量と種類の多さについて
意図的に配慮してやる必要があります。 
 
 
201841.jpg
慎重に栽培管理をし、やっとのことで品質の良い1番採りのハーブが収獲できた時には
とても充実感があります。
 
長野の冬の時期には外気温が非常に低く、基本的にはハウスを閉め、内側には
2重で保温のためのビニールを設置します。
この時、最も気を付けなくてはならないことがあります。
夜間はそれで保温効果が出ますが、朝になり、一旦晴れ間が見えると、一気に温度が上昇し、
湿度はそれと反比例して一気に下降してしまいます。
ハウス内では、この現象が非常に大きく生じます。
最近だと、ハウス内は30℃の時、外気温は3℃という日があります!
このような日の朝、この変動をゆっくりと進ませるための施設管理を怠ると、
半日で葉が焼けて枯れたり、腐り、虫の発生を助長したりします。
 
その為、天気予報を事前にチェックし、 
温度が上がる、晴れる場合には気温が上昇する前にハウスを開け、
温度、湿度の変化を緩やかにする管理をしています。
作業自体は難しいものではありませんが、他の作業と並行しますので、
忘れてしまうことがあるのです・・。
最近は機械は自動ですが、季節の変動に合わせた設定を変え忘れる、
ということがあり得ます。
気を抜くとあっという間に収穫量が激減してしまいます。
 
 
ここで最近、農場内にとても素晴らしいものを導入しましたよ~!
wifiの電波が広い範囲で通るようにし、各ハウスの温度や湿度の変動を
リアルタイムで監視できる機械を設置しました。
設定値から外れると警報メールが自動で届きます。
これは想像以上に便利でした!
今年からは、離れた高原農場の状況も含めて、
例えば東京に出張中といった時でも詳しく把握できるので
とても助けになると思っています。
 
 
続きまして現在、農場で使用している肥料も全てではありませんが、
中心となる有機質肥料をご紹介します。

201842.jpg
基本的に有機質の肥料を使用します。
有機栽培を目指して、というよりも、土づくりや味香りの追求をすると、
必然的に有機質肥料が中心の栽培方法になりました。


201843.jpg
有機質でも比較的即効性のもの、かなりゆっくり分解するもの、元気な植物が育つように、
微生物の種類、数が豊富になるような有機質を組み合わせています。 
 

201844.jpg
 
 
201845.jpg
カニガラや海藻もかなりの量を使用しています。 
 
201846.jpg
これ以外にも使用しますが、それぞれが、どんな効果を得るために使うのか、
目的を明確にして使っています。
資材に掛かるコストは少なくありませんが、絶対的に必要なものです。
数年前と比べ、ハーブの食感が柔らかく、美味しくなったのを実感しています。
 
まだまだ植物の栽培は奥が深いので、日々、ハーブの状態を読み取れるよう、感じ取れるように、
良く観察し、会話ができるように挑戦していきたいと思います。

ブログ

最近の記事
元気なハーブを育てるために、気を付けること。肥料にも一工夫して。
神谷町のイタリアン、ダ・オルモさんご訪問
passo a passo の有馬シェフのお店で、お題は"味噌"
松本にて、フレンチ美食イベント参加
晴れの日が多いこの冬、長野ハーブ園の様子。
カテゴリー別に見る
1. ハーブ農場
2. こだわり
3. お客様のご紹介
4. ハーブを使った料理
5. 食の関連
6. その他
7. 掲載記事
月別に見る
記事を検索する